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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■    J-SIP Mail
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第432号 <2014.1.17>

当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,
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◆特定非営利活動法人産学連携学会 平成25年度シンポジウム開催報告◆
 「ライフイノベーション実現に向けての産学連携
     〜他の製造業からの新規参入〜 」
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産学連携学会副会長/シンポジウムワーキンググループリーダー 
                      桑江 良昇(宇都宮大学)

 産学連携学会平成25年度シンポジウムが1月9日(木)午後に東京
都内の芝浦工業大学芝浦キャンパスで開催された。本シンポジウムの目的
は、産学連携を活用して、他の製造業からの新規参入で事業化に至った大
企業および中小企業に事例を報告していただき、参入の条件・ノウハウ・
課題等を探っていくことであった。
 参加者は137名で、一昨年度および昨年度に引き続いて100名を超
えた。
 プログラムは以下の通りであった。

  主催者挨拶および趣旨説明:本会会長 伊藤 正実(群馬大学)
  基調講演:経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課
       医療・福祉機器産業室長
       覚道 崇文 氏
       『医療機器産業の現状と展望』
  事例紹介:
   講演1:京セラメディカル フェロー 研究開発統括部
       研究技術調査部 部長
       山脇 昇 氏
       『大学発の新規技術による整形外科分野への挑戦 〜特異表
        面処理技術による革新的人工関節の創出と
        その実用化〜 』
   講演2:橋本螺子椛纒\取締役社長
       橋本 秀比呂 氏
       『橋本螺子鰍ニ協同組合HAMINGの医療産業への取り組み
        〜浜松を健康・福祉・医療機器の集積地に〜 』
   講演3:潟Xズキプレシオン 代表取締役会長
       鈴木 庸介 氏
       『自動車・半導体製造装置分野における金属切削部品製造業
        から医療機器部品供給及び医療機器製品開発への転換 〜
        地元医科大学とのニーズマッチィングをきっかけとした医
        療機器新規参入〜 』
   講演4:ジーニアルライト 代表取締役
       下北 良 氏
       『大学発ベンチャー医療機器業界への参入 〜光の可能性を
        医療の可能性に〜 』
  パネル討論:『参入の課題と解決策』
    ●パネリスト:
     ・山脇 昇 氏      (前掲)
     ・橋本 秀比呂 氏    (前掲)
     ・鈴木 庸介 氏     (前掲)
     ・下北 良 氏      (前掲)
    ●コメンテータ:
     ・覚道 崇文 氏     (前掲)
     ・浜松医科大学 産学官共同研究センター長・教授
      山本 清二 氏
    ●モデレータ:
     ・本会副会長 木村 雅和(静岡大学 副学長)

 趣旨説明では、伊藤会長から、学会の活動概要と本シンポジウムの目的が
説明された。
 基調講演では覚道氏から、26年度から開始される省庁連携施策(オール
ジャパンでの医療機器開発、等)を含む医療機器産業政策について講演が
なされた。
 事例紹介では、各企業でご活躍の山脇氏、橋本氏、鈴木氏および下北氏か
ら、参入の動機と経緯、その事業・製品を選択した理由、参入の際の障壁と
その克服、産学連携の役割および現在の課題等について紹介がなされた。
この事例紹介では、大企業または中小企業の立場からの意見が述べられた
が、医療分野への新規参入においても、産学連携が有効であることが示さ
れた。
 パネル討論では、パネリストとしては事例紹介していただいた4名の講演
者(山脇氏、橋本氏、鈴木氏および下北氏)、コメンテータとしては基調講
演された覚道氏および山本氏に務めていただき、木村副会長による進行のも
と、熱心な議論が展開された。時間の都合で、会場からの質疑の時間が余り
取れなかったのは残念であった。
 シンポジウム終了後の意見交換会(43名参加)では、シンポジウムでの
議論の延長線上で、意見交換が続いた。
 アンケートでは91名の方から回答をいただいた。シンポジウムテーマや
学会活動に関わる多くの有用なご意見があり、今後の活動に反映していきた
い。
                                以上