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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第379号 <2013.7.22>

当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,
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★★第11回大会(岩手大会)開催報告★★

 産学連携学会第11回大会(岩手大会)実行委員会からの開催報告

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 平成25年6月20、21日に産学連携学会第11回大会が岩手県盛岡市で開催され
た。本大会の参加者は327名、一般発表の件数は口頭発表146件、ポスター発表26
件であり、大盛会であった。このうち岩手県関係の発表が32件あったことから、
県内の産学連携の研究成果や活動事例の紹介を積極的に全国の方々に発信できた
大会であった。

 今回の招待講演には、380名余の参加者があり、遠野市長の本田敏秋氏に
「2013 遠野のスタイルによるまちづくり 〜遠野市の後方支援の第3ス
テージ〜」というテーマで講演を頂き、震災後の後方支援の取り組みから、
2013年の遠野のまちづくり、後方支援の第3ステージでの取り組みと産学連
携への期待について紹介があった。招待講演が行われた後、「震災復興に産学官
連携が果たす役割」と題したシンポジウムが開かれた。シンポジウムのコーディ
ネータはJST復興促進センター長の寺沢計二氏が務め、岩手県沿岸広域振興局長
の齋藤淳夫氏、東北大学大学院工学研究科教授(仙台市地域連携フェロー、福島
県地域産業復興支援アドバイザー)の堀切川一男氏やフロンティア・ラボ(株)
代表取締役の渡辺忠一氏という岩手・宮城・福島の産学官関係者3人がパネリス
トとなって、被災地東北の現状の課題をひと通り示した上で、パネラー各位に震
災復興に向けて産学連携で何が出来るか、何をすべきか、具体的な取組を検証し
ながら産学官連携が果たす役割について議論を深めた。また、コメンテーターと
して文部科学省の工藤雄之・大学技術移転推進室長、経済産業省の佐藤文一・大
学連携推進課長、農林水産省の島田和彦・産学連携室長に登壇頂き、ご助言を頂
いた。

 本大会では、これまでの構成枠に見られた、大学からの産学連携の状況や方策
の紹介に加え、 組織的な取り組みや人材育成の必要性の報告、さらに、企業か
らの産学連携の実例がこれまでになく多く見られ、加えて、経産省やJSTおよび
工設試などの公的機関からの発表も数多く見られた。オーガナイズドセッション
は、継続的な学術委員会による産学連携分野の論文作成視点と、 医療系シーズ
の産学連携とその移転、およびJST RISTEXプロジェクトからの産学連携の展開に
ついての3件が行われ、 それぞれの課題に焦点をあてながら活発な議論がなさ
れていた。 ポスターセッションは、多岐にわたる課題、組織による報告があ
り、なごやかな中に真摯な意見交換が行われた。全体を通じて、地元の岩手県内
の機関からの発表が多数見受けられ、 産学連携学会の地方での大会開催の意義
を果たすことができた、まさに産学官の交流の場となった大会であったといえる。

 情報交換会には、200名余の参加があった。歓迎の「盛岡さんさ踊り」から始
まり、藤井大会長、岩手県商工労働観光部長の橋本良隆氏の挨拶に続き、岩手県
中小企業家同友会顧問・東日本機電開発(株)会長の水戸谷完爾氏より乾杯のご
発声をいただいた。参加者には岩手県内の20種の日本酒を堪能していただけた
ようで、非常に盛り上がった懇親会となった。

以上、多くの方々のご協力により、産学連携学会岩手大会が盛会のうちに終わる
ことができました。ここに感謝の意を表しますと共に、今後ともご支援、ご協力
をお願い申し上げます。

産学連携学会第11回大会実行委員会
実行委員長:岩手大学理事・副学長 岩渕 明
大会実行委員会事務局長:岩手大学地域連携推進センター・准教授 小川 薫
                                  
                                  以上