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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■    J-SIP Mail
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第0126号 <2008.12.17>

当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,
産学連携に関する情報をお流しいたします。
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1.産学連携学会第6回大会 一般講演座長報告(3)


 −人材育成−         
                     電気通信大学 田口 幹

 −MOT−

                      東北大学  長平彰夫

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−人材育成−
6月26日(木)第1日目 A会場 (14:30〜15:30)

                      電気通信大学 田口幹

本セッションでは、4件の発表があった。
まず、福永ら(大分鉱業高等専門学校:以下大分高専)は「技術教育に
関する卒業生アンケート」と題して大分高専の卒業生に対して行ったア
ンケート結果を報告した。卒業生から見た技術教育や人材育成に関する
検討は教育界に身を置く者として大変興味があった。
亀野ら(大分高専)は、「Web-GISを用いたNPOとの協働による人材
育成」と題して高専の社会人教育における顧客満足度を高めるためにN
POと協働して技術講習会を行ったことが報告された。教える側の人手
不足を解消し受講者には満足度を上げる手法として注目された。
軽部ら(大分高専)は「社会人を対象とした3次元CAD教育」と題し
て先の卒業生アンケートで要望の多かった3次元CAD教育を公開講座
として実施し、好評であったことが報告された。一方で公開講座である
ため参加者の程度にばらつきがあり、有料でも中級・上級コースを開講
することが望まれていることが指摘された。
下崎ら(佐賀大学)は「MOT農業版短期集中講座」と題して佐賀大学
が取り組もうとしている農業経営者養成のためのMBAコースの準備と
して行った表記講座について報告した。法人経営を目指す生産農家の後
継者と農業への新規参入を検討している「意欲的な方」が参加し、MB
Aコースの具体化に向けて取り組みを開始したとのことであった。

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−MOT−
6月26日(木) 第1日目 A会場 (15:30〜16:15)
        
                       東北大学 長平彰夫

本セッションでは、3件の発表があった。
まず、永井明彦ら(東京工業大学)は、昨年の研究をさらに発展させ、商
社の人材が、金融機能、情報機能、物流機能、マーケティング&マネジ
メント機能を使用して、研究開発の「魔の川」の橋渡しをしていること
についてASIC(半導体)を例にして論証した。
次の、安部博文(大分大学)は、地元ベンチャー企業を事例として、知識
創造理論(SECIモデル)を使用した分析結果を述べ、SECIモデル
をベンチャー企業に適用することについて会場との間で議論を活発に行っ
た。
最後に、根立俊恵ら(筑波大学ほか)は、2008年度の35のMOT教
育プログラム (1,203科目)での出現語の特性分析を行い、「産学連携」
の出現について、2005年度調査との比較で、低下していることを示
した。
いずれも、産学連携とMOTとの相互発展のための研究発表であり、今
後とも増加することを期待したい。

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(大会プログラムへのリンク)
http://j-sip.org/annual_meeting/6th_oita2008/program.pdf
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以上