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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■    J-SIP Mail
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第0098号 <2008.1.15>
 
当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,
産学連携に関する情報をお流しいたします。
会員の皆様への情報の配信をご希望の方は,産学連携学会事務局
(h19-news@j-sip.org )までお寄せください。


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1.新年のご挨拶
            特定非営利活動法人産学連携学会 会長 佐竹 弘


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ご 挨 拶

                   特定非営利活動法人産学連携学会
                   会 長      佐 竹  弘

 新年明けましておめでとうございます。
 会員の皆様方には、輝かしい新年を迎えられ、より一層のご健勝を祈念され
たものと思います。

 学会会長をお引き受けして6ヶ月が過ぎ、この間に理事や委員会委員の方々
の熱意により、論文誌「産学連携学」やニュースレターを発行できました。そ
して、学会事務局の移転に伴う事務引き継ぎや事務運営の体制整備などにも取
り組んできました。
 本年は、NPO法人の運営基盤となる理事会で会長及び副会長を中軸とする
運営体制を強化するとともに、各委員会を中心とした事業活動体制を確立し、
会員の皆様方に分かりやすい学会運営を目指したいと考えております。

 ところで、産学連携学会には、社会から大きな期待が寄せられています。す
なわち,産業界や国及び地方自治体の産業政策に対する学問的基盤の構築、産
学連携活動の評価・解析、さらに将来像の提案など産学連携学を軸とした活動
への期待です。
 これに応えるべく、本学会では、学会運営の推進役である「総務委員会」、
論文誌の発行を企画・運営する「学術委員会」、学会の事業活動の中心となる
「事業委員会」、産学連携学の構築や学問体系を構築する「学問体系設計委員
会」および「出版委員会」、会員の研究成果を発表する「大会実行委員会」を
設置し、各委員会の委員長を中心とした事業活動を行っております。
 各種事業の中で最も重要な産学連携学会第6回大会は、平成20年6月26
日(木)・27日(金)の両日、大分県大分市内で開催されます。この大会は
、伊藤副会長が大会実行委員長として指揮を執られ、大分大学が中心となり大
分県内の産・学・官・金が一体となって開催されます。このように、他の学会
の大会運営とは異なり、本学会の大会には、地域の企業、官公庁、財界が共に
手を携え、相互に共通する認識のもとで開催されるという大きな特徴がありま
す。さらに、地域に産学官連携の輪が定着するという大きな効果があります。
大会と同様に重要な役割を果たしているものが、産学官連携の学問的体系化を
進めるべく発行されている論文誌「産学連携学」です。論文誌への投稿件数は
年々増加しており、産学連携の「学」を担う地位が築かれつつあります。次号
(第7号)には、特集として「イノベーションシステムを支える中小企業の産
学連携」をテーマに、会員各位に投稿を呼びかけております。特集テーマ以外
にも、会員の皆様方の研究成果の積極的な投稿をお待ちしております。

 さて、産学連携の活性化に大きな期待を寄せているのが、地方の大学や産業
界であります。学会として地方の産学連携のあるべき姿、政策への対応やその
活用、地方における広域連携の手法などを提案し、地域の産学連携の活性化に
貢献することも学会に課せられた大きな課題であります。
 このためには、学会として下記のようなテーマについて地域の財政、工業力
などを比較しながら議論し、論文やニュースとして積極的に社会に発信する必
要があると考えています。
 1)地域における産学官連携の体制および要件の抽出
 2)産学官連携組織の協働体制の構築
 3)地域における広域的な産学連携手法の構築
 4)地域資源(資源、頭脳を含めて)活用による事業化モデルの提案
 5)産学官連携政策への提案 など
 このような議論を通じて、地域の産学連携をより高度化・組織化することで
、新たな事業化に向けた地域資源の有効活用が促進されるものと考えておりま
す。

 産学連携の議論には、身近な産・学・官関係者が一堂に会して意見交換する
場が必要となります。場の提供は、産学連携学の基盤を地域に植え付け、その
重要性と学会活動の必要性を根付かせることができます。理念や行動を求める
者同士が、学会を中心として地方に高いレベルの産学官連携を構築・定着させ
ることで、地域の要望(企業ニーズ)に応えることができるものと考えており
ます。
 このような活動の場を提供するべく、本学会では支部・研究会設置に関する
規約を事業委員会でまとめていただき、昨年12月に招集した第2回理事会で
承認されました。会員皆様方からの支部及び研究会の立ち上げに向けた積極的
なご提案をお願いいたします。

 以上のように、本年度は通常の行事に加えて、地方に産学連携学会の支部や
研究会などを立ち上げ、地方に積極的な議論の輪を広め、産学官連携に対する
学会の方針や考え方を社会にアピールしていきたいと考えております。

 最後になりましたが、産学連携学会の発展に会員皆様方のより一層のご支援
、ご協力をいただけますようお願い申し上げますとともに、会員の皆様方の益
々のご活躍をお祈りいたします。