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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■    J-SIP Mail
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第0093号 <2007.11.22>
 
当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,
産学連携に関する情報をお流しいたします。
会員の皆様への情報の配信をご希望の方は,産学連携学会事務局
(h19-news@j-sip.org )までお寄せください。


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1.学会誌「産学連携学」・原稿募集のご案内
                    産学連携学会 学術委員会

2.産学連携学会第5回大会 座長報告(21)
  −海外事例−
                      北海道大学 荒磯恒久

あとがき


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1.学会誌「産学連携学」・原稿募集のご案内
                    産学連携学会 学術委員会

 当学会の学術雑誌「産学連携学」第7号(平成20年春発行予定、第4巻第
2号)は、特集号の刊行を企画しています。題して、「イノベーションシステ
ムを支える中小企業の産学連携」。

 この特集の目的は、つぎの2点です。
1)各地の中小企業様が取組む産学連携に対して、当学会会員の皆様の関心を
  高めたい。
2)中小企業で行われる産学連携に関する調査・研究と、推進活動の促進に貢
  献したい。

 そして、この特集号では、(1)中小企業の産学連携に関する政策,
(2)調査研究,(3)(各地域での)推進活動を解説した原稿や関連する投稿
論文を集めて掲載する予定です。

 そこで、中小企業と大学などとの産学連携に関して、
  ・地域の中小企業と大学との連携で実用化した事例の紹介や解析
  ・地域の産学連携活動の特徴
  ・中小企業と大学との連携を促進する大学の取り組み
など、地域の事例をご紹介いただける原稿を募集します。

 投稿される方は、「産学連携学会」投稿規定に従い、当学会まで投稿下さる
ようにお願いします。

【投稿規定や執筆要領】:http://j-sip.org/jjsip.htm

【特集号原稿締め切り】: 平成20年1月31日必着

【その他】
 ・特集号ですが、通常と同様に「査読」を経ます。
 ・査読などの状況により、第7号学会誌への掲載に間に合わない場合もあり
  ますので、予めご了承下さい。
 →その場合は、第8号学会誌(平成20年秋発行予定、第5巻第1号)に掲
  載させていただきます。
 ・本特集号への「査読無し」の「寄稿」などをご希望の方は、学術委員会ま
  でご相談ください。
 「寄稿」の場合、新規性や論文としての完成度などは問いませんが、特集号
  への掲載にふさわしい内容か否かを審査いたします。

【問い合わせ先】
 学術委員会担当:山口佳和,北村寿宏
  〒170-0013 東京都豊島区東池袋4−23−17−6F
  産学連携学会東京事務局 (学術委員会宛)
  電話番号:03−5953−8575
  E-mail  :h19-office@j-sip.org

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2.産学連携学会第5回大会 座長報告(21)
   「海外事例」
                      北海道大学 荒磯恒久

 本セッションでは中国、アメリカでの事例、ドイツ・イギリスでの調査、さ
らに中国の事例から地域産学連携の方法を探るものまで幅広い講演があった。
広島大学の韓氏による中国の事例では、大学が運営する企業「校営企業」のプ
ラスとマイナスが論じられた。多額の外部資金が大学の収入創出の担い手にな
った反面、はそれらが一部の大学に限られ格差を増大すると共に、経営不振に
陥った校営企業を抱える大学は大学経営にも支障が現われるという、大学の存
続にかかわるマイナスの影響が指摘された。東芝セミコンダクター社の桑江氏
からは米国半導体工業会がNanoelectronics Research Initiative を発表し、
将来に備えた10〜15年後に実用化される10nm以下の新規計算素子の開発を進め
ている事例が報告された。北大の須佐氏らは海外調査に基づき、リーズ大学
(イギリス)でのKnowledge Transfer という一段高い概念が紹介された。庄
内銀行の鈴木氏からは中国の「産学一体」とも言える連携を例にとり、地域連
携のあり方を概括する講演がなされた。大学と地域金融の強い連携を実践する
指針として海外事例が参照される事は先進的であり成果が期待される。


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あとがき

8月からおよそ3か月にわたりお送りをしてきました,先の山形大会・一般講
演座長報告も,本93号で区切りとなりました.21のレポートを読み,思ったこ
とは,やはりこの学会の幅広さでしょうか.実に多彩です.

さて,前92号でお伝えしたように,あと7ヶ月あまりで第6回大会を迎えます.
5回の大会を経る中で,報告や論文の間での引用も見られるようになり,座長
報告も含め,この学会への広範な知見の集積が始まっているのを感じています.

私の場合,大会予稿集を参照しながら,日々の仕事を考えたり,かえりみたり
することがしばしばありますが,そうした学会の蓄積を用いた活動の中から,
大分で皆さんにお伝えできるようなことを,見つけたいと思っています.

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★第6回大会情報(第一報)
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http://j-sip.org/

明日からの連休が,皆様にとって充実したものとなることをお祈り致します.

                        河崎昌之(和歌山大学)