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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■    J-SIP Mail
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第0087号 <2007.10.15>
 
当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,産学連携
に関する情報をお流しいたします。
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までお寄せください。

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1. 産学連携学会第5回大会 座長報告(14)
   −産学連携プロジェクト手法−
                財団法人日本立地センター 林 聖子


2.産学連携学会第5回大会 座長報告(15)
  −中小企業基盤整備機構特別セッション−
                        新潟大学 川崎一正


あとがき

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1.産学連携学会第5回大会 座長報告(14) 
   「産学連携プロジェクト手法」
                財団法人日本立地センター 林 聖子

 「産学連携プロジェクト手法」セッションでは、3つの発表が行われた。
日本能率協会コンサルティングの池田裕一氏から「クロスオーバー・プラット
フォームの産学連携への応用可能性」について、神奈川県相模原市に立地する
「さがみはら産業創造センター」における燃料電池研究会支援事例を通しての
成果等を通しての考察が発表された。北見工業大学地域共同研究センター内島
典子氏からは、「大学における研究力向上への新たな取組み(第2報)」と
「第3報」の2件が発表された。北見工業大学では研究推進センターと呼ばれ
る学科の枠を越えた大型研究プロジェクトチームを発足し、教員の51%が参画
し、地域独特な課題への取組みや競争的資金獲得等に取り組んでいる。それら
の現状や、教員の点数制評価制度による研究意識の向上等についての発表内容
であった。

 様々な産学連携プロジェクト手法が研究会や大学という場で実証され、産学
連携による新製品開発や実用化、地域の課題解決等が促進されることが期待さ
れる。


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2.産学連携学会第5回大会 座長報告(15)
   「中小企業基盤整備機構特別セッション」
                        新潟大学 川崎一正

 中小企業基盤整備機構特別セッションは、5回目を迎えた産学連携学会大会
で、初めて設けられました。最初に中小機構の後藤理事が、「地域と中小企業
活性化に寄与する産学官連携の条件」と題し、地域中小企業との産学官連携の
位置づけ、大手企業と比較した場合のモデル、産学官連携の事例、医・農・工
の連携、今後の展開等について講演されました。その後、パネラーに電気通信
大学の竹内客員教授、(株)マルコムの原田代表取締役、中小機構の高木課長を
交えてのディスカッションとなりました。竹内客員教授からは電通大での共同
研究増加のための取り組み事例や(株)キャンパスクリエイトのコーディネート
活動等についての説明があり、原田代表取締役からは、産業界側から見て産学
官連携を行うときのポイントと実際に行った事例が紹介され、また高木課長か
らは中小機構で行っている支援制度と活用方法の説明がなされました。

 その後、質問と討論があり、今後は連携事例を多く集めて中小企業との産学
官連携を体系化し、一層具現化していくことで地域と中小企業活性化に寄与で
きると結論づけられました。なお、今年度は中小機構が各地域を訪問し、議論
する機会があるとのことです。このセッションでは、今後の中小企業との産学
官連携に関しての重要性がヒシヒシと伝わってくる感じがしました。


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あとがき
 一ヶ月遅れでやってきた夏が一ヶ月長く居座り、やっと秋を実感する季節に
なりました。自然はちゃっかり帳尻あわせをしているようですが、体はきつい
ですね。皆さん、体調管理はいかがなさっておられますでしょうか。
 さて、十月に入ってイベントシーズン真っ盛りとなり、長野県では二週間の
内に四市で産業フェアが開催されます。その内の一つは既に県の域を越えたも
のとなっているため、他の三つが一つの週に集中し、それぞれに工夫を凝らし
たものとなっています。既成概念として、長野県=微細加工部品と考えてしま
うのですが、各地それぞれに特徴がありその多様さに驚かされます。大学にも
多様さが必要ですね。秋の夜長、机を離れて趣味を広げよっと。

(信州大学・松岡)