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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■    J-SIP Mail
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第0085号 <2007.9.26>
 
当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,
産学連携に関する情報をお流しいたします。
会員の皆様への情報の配信をご希望の方は,news@j-sip.org
あるいは産学連携学会事務局(h19-office@j-sip.org)までお寄せください。

[[[[ ヘッドライン ]]]]
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1. 産学連携学会第5回大会 座長報告(10)
    −地域連携事業 2−
                     高知大学 石塚悟史


2. 産学連携学会第5回大会 座長報告(11)
    −地域連携事例 1−
                    和歌山大学 河崎昌之
 
 
あとがき

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1.産学連携学会第5回大会 座長報告(10) 
    「地域連携事業2」

                     高知大学 石塚悟史

 「地域連携事業2」のセッションでは、3件の報告があった。1件目は、大
学を中心に学生たちの企画によって行政、企業と地域連携を組み、地域食材か
ら商品を開発した事例であった(金谷尚知氏/日本大学国際関係学部)。
 2件目は、1件目の報告にあった商品企画に含まれる知的財産に着目して、
知的財産を取り扱う部署が、文系分野の教職員、学生の活動をサポートするこ
とで、大学側の利益を確保しつつ、企業、地域が最大のメリットを得ることが
できたという成功事例であった(志村夏美氏/日本大学産学連携知財センター
)。知的財産を取り扱う部署が今後活動していく上で参考になる事例であると
考えられます。
 最後の発表は、産学連携を活用した金融機関のアグリビジネスへの様々取り
組みについての報告であった(石山浩之氏/山形銀行)。
 本セッションでは、地域において様々な課題をどうのように解決し地域を元
気にしていくのか、個々の最適ではなく全体の最適を目指すにはどうすべきか
など、それぞれの立場で何ができるかを考えるよい機会になったと考えていま
す。


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2.産学連携学会第5回大会 座長報告(11)
    「地域連携事例1」

                    和歌山大学 河崎昌之

 発表された3講演のテーマと,自身が活動をする地域の課題が重なって見え
た.またしても,である.ここで一つの問いに至る─地域とは一体何であるか.

 画像処理,通信技術等による地域医療への支援.地域の健康増進とそのこと
による自治体財政の医療費負担軽減を目的とした栄養指導を効果的に実施する
ための仕組みの構築.そして地域の潜在力を,製品やサービス,起業というか
たちで顕在的な魅力に結実させる人材を育成するための教育コースの設計とそ
の実施.最初の2つは大学病院を中心にした取組であり,残る1つは大学院教
育をベースとした産学官連携の事例である.

 冒頭のように,各課題の共有は可能である.であるから当日,会場から寄せ
られた意見のようにそれぞれの実績やノウハウを全国に向け今後も発信をして
欲しいと,私も思う.と同時に,幾つかあったであろう可能性の中で,何故こ
の3地域は発表された方法を選択した,選択し得たのであろうか.ここに自他
の地域の違いを思い,また疑問は残ったままである.

 地域連携とは,機関と資金とを足し合わせ,時間をかければ出来上がるとい
う,簡単な算術ではあるまい.明快な連携の図式化とともに,その背景として
の地域なるものを描き出す表現を考えたい.

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あとがき
 いつになったら夏が終わるのでしょう。自分は、8月8日と10日にピースラン
に参加し炎天下の中を、2日間で40km走りました。走ったと言うより、水をか
ぶりながら歩いたと言う方が正しいかもしれません。ピースランは、恒久平和
への祈りを込めて、広島(8/6発)〜長崎(8/9着・発)〜広島(8/15着)を何名かの
ランナーでタスキをつなぐもので、自分は牛津〜武雄と肥前山口〜佐賀を同行し
ました。ちょうど、甲子園で佐賀北高の快進撃が続いている頃で、佐賀県地方
に激甚猛暑注意報が出ていた頃でした。あれから1ヶ月が経ちましたが、今日
も気温は30℃を下回ることはありません。熱い熱い夏が続いています。一方
東北地方は大雨で、被害遭われた方にお見舞い申し上げます。(2007.9.21)
(広報担当 佐賀大学 佐藤)