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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■    J-SIP Mail
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第0078号 <2007.8.6>
 
当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,
産学連携に関する情報をお流しいたします。
会員の皆様への情報の配信をご希望の方は,news@j-sip.org
あるいは産学連携学会事務局(h19-office@j-sip.org)までお寄せください。

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1. 産学連携学会第5回大会 実行委員長報告
   −第5回産学連携学会大会を終えて−
                       山形大学 足立 和成

2.産学連携学会第5回大会 座長報告(1)
−国際連携−              (株)東芝 桑江 良昇

あとがき
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1.産学連携学会第5回大会 実行委員長報告  
−第5回産学連携学会大会を終えて−

山形大学 足立和成

 6月28日と29日の2日、山形県米沢市の「伝国の杜」で行われた産学連携
学会第5回大会も無事終りました。私自身は、3月に山形県庁への出向が決ま
り、4月からは米沢の研究室に12人もの学生を残したまま、米沢市の自宅と山
形市の県庁との間(48km)をほぼ毎日自家用車で通勤する生活を送ることに
なってしまっていたため、実行委員長とは名ばかりの「何にも」実行「せん」委
員長になってしまっており、そのため、研究室の学生さんたちを含む周囲の皆さ
んにはかなりご迷惑をおかけました。特に本学地域共同研究センターの保科園子
さんには、当初大会窓口の仕事を一切合財お願いしっぱなしで、本当に申し訳あ
りませんでした。

 ただ幸いにも、副実行委員長である地域共同研究センター教授の小野浩幸先生
を中心に、山形大学の職員を主力にした実行委員会の皆さんがご尽力下さったお
かげで、その参加者は大会事務局関係者を除いて202名(懇親会は120名)
を数え、発表件数も実数で100件近くに及んで、大会は盛会となりました。米
沢のような交通の不便なところにもかかわらず、北海道や九州、四国からも何人
もの方が参加して頂けたことは、名実ともに産学連携学会が社会的に認知される
ようになってきた証左かもしれないと考えております(牛肉とサクランボの魅力
だけのせいにされたくありません。まあ、それもあるかもしれませんが。)。
「良い大会だった。」とのお褒め言葉も何人かの参加者の方から直接頂きまし
た。短期間とは言え、少なからぬ人達に山形、米沢、そして山形大学への関心を
持って頂けたことは、大変嬉しかったです。山形大学の総合力の一端を、多くの
皆さんに実感して頂けたのではないでしょうか。

今後とも会員の皆さんの産学連携学会への積極的な参加をお願い申し上げます。

 最後に、この大会を成功に導いて頂いた大勢の参加者の皆さん、実行委員会の
皆さん、アルバイトの学生さんたち、地域の皆さん、荒磯恒久前会長を中心とす
る学会役員の皆さん(わけても、複雑な講演プログラム作成の大部分を引き受け
て頂いた大分大学の伊藤正実先生には、もう足を向けて眠れません。)には、心
から御礼を申し上げます。

 本当に有難う御座いました。足立は実に幸運な実行委員長でした。
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2.産学連携学会第5回大会 座長報告(1)
  −国際連携−                 (株)東芝 桑江良昇

「国際連携」では、6月28日(木)11:10〜11:55にC会場で次の3
件の発表があった。3件とも大学からの発表であった。
(1)商社が目指す国際連携プロジェクト(東京工業大学 永井ら)
(2)企業の国際化と国際人材戦略(山形大学 朱)
(3)北大とフィンランド・オウル大学との連携(北海道大学 荒磯)

  (1)では、産学官連携の「産」として商社を取り上げ、グローバル化の中
で大学発ベンチャーを商社が支援することを示し、その事例として名古屋工業大
学の保有技術を基にしたインターネット分野の事業化を報告した。

  (2)では、平成19年度から経済産業省と文部科学省とが連携して開始す
る「アジア人財構想」に山形大学MOTが応募したことを報告した。応募事業の
内容は、山形大学が地域の企業および自治体と共同でコンソーシアムを設立し、
海外人材の確保、教育、地元への就職支援、等を行うというものである。

  (3)では、産学官連携の成功例であるフィンランド・オウル市にあるテク
ノポリスの仕組みを、10年にわたって北海道札幌市に移植しようとしてきた際
の問題点を述べ、特にビジネス戦略をテクノポリスが持つことの大切さを指摘し
た。

 以上まとめると、産学官連携において、商社との連携、人材、ビジネス、とい
う各戦略の重要性が改めて浮き彫りになった。これら研究において、今後、事
例、経験等をさらに蓄積し、その後の展開状況を再度本学会で発表されることを
期待したい。(東芝・桑江)

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あとがき
 7月20日締め切りで頂いていた座長報告をようやくメールニュースにしてお
届けできるようになりました。大会が終了した翌日に原稿を頂きました(株)東芝
の桑江先生に至っては1ヶ月半近くお待たせすることになり、誠に申し訳ござい
ません。現在、16件ほどの座長報告が集まっていますので、週1〜2回のペー
スでメールニュース掲載をしていきたいと予定しています。
 皆様方のご協力に感謝します。