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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■    J-SIP Mail
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第0065号 <2007.1.18>
 
当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,
産学連携に関する情報をお流しいたします。
会員の皆様への情報の配信をご希望の方は,news@j-sip.org
あるいは産学連携学会事務局(office@j-sip.org)までお寄せください。

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第4回産学連携学会 座長報告(その6)
1.パネル討論「第4回大会を総括して産学連携を展望する」 座長報告
                          大分大学 伊藤正実
2.一般講演「産学連携体制の構築2」座長報告                
                           岡山大学 藤原 貴典
            
3.第5回産学連携学会申し込み受付中
  大会事務局

あとがき
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1.パネル討論「第4回大会を総括して産学連携を展望する」
大分大学 伊藤正実
地域産業経済の活性化と知の活用と題したパネルディスカッションをおこなった。

当初は、大会の発表内容を総括してまとめ、地域産学官連携の今後を展望するという
狙いであったが、内容が多岐にわたり、パネラーそれぞれの共通した論点を明確に見
出すことができなかった。これは、各パネラーのバックグラウンドがそれぞれ、異なると
いうところからも、起因することであると思われる。もっと絞った形でのテーマ設定が良
かったのかもしれない。いずれにしても、間違いなく言えることは、大企業対象の
シーズ主導型の産学連携と、地域の中小企業対象の産学連携は、明らかに構造が
異なるし、インターンシップやMOTなどの人材育成の問題や、地域の連携システムの
あり方、大学の知的財産の管理のあり方など、扱う問題はブロードである。今回、パ
ネリストをしていただいた、黒田英一氏(宇都宮大学地域共同開発センター)、鈴木
耕裕氏(北海道大学創成科学共同研究機構)、桑江良昇氏((株)東芝セミコンダク
ター)、池田裕一氏((社)日本能率協会)、吉井文男氏((独)日本原子力開発機
構高崎量子研)の各氏に、この場をお借りして、謝意を表明したい。

2.一般講演「産学連携体制の構築2」座長報告   
岡山大学 藤原 貴典
大会2日目14:45〜15:30のC会場最終セッションでは、大学から3件の講演が
行われた。
1)
    内島典子ら(北見工業大学)は、学内の重大な課題である横断的な研究力組
織化の取組み事例を報告した。全学の教員評価で判明した研究活動の大きな個人
差を、高い水準で収れんさせるため、研究センター主導で多数の学科横断型研究チー
ムを構成している。チームの実効性評価と地域企業の反響に関する続報が待たれる。
2)
    中村守彦(島根大学)の報告も、学内研究力の融合に関する内容であった。
健康をキーワードとする医・工・農領域の学内連携が始まり、成果が製品として結実
している。地域の課題である過疎高齢化と関連性が強く、自治体方針との緊密な整
合性が背景になっていることも重要である。
3)
    大石博海ら(群馬大学)は、過去6年間にわたり医学部シーズの社会還元を
図る中で課題になった産学マッチングの仕組みを構築するために取組んだ、産学
連携組織のNPO法人化と活動状況を紹介した。医療現場、特に看護分野からの
提案は、実用化に近い案件が多いことに注目すべきであろう。

3.第5回産学連携学会参加受付開始
 第5回産学連携学会(6/28-29、於:米沢市)の一般講演、ポスター、懇親会の参
加受付が始まりました。詳細は学会ホームページをご覧下さい。
ホームページアドレス: http://www.j-sip.org/

あとがき
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。引き続き、座長報告を
続けていきたいと思います。個々の座長先生への催促はしませんが、未だ原稿を書い
ておられない方、引き続き受け付けておりますので、よろしくお願いします。
(佐賀大学 佐藤)