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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メールニュース
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■■■■■■■■■■■    J-SIP Mail
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第0060号 <2006.12.9>
 
当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,
産学連携に関する情報をお流しいたします。
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第4回産学連携学会 座長報告(その3)
1.一般講演「コーディネート1」座長報告
                (株)東芝 桑江良昇

2.一般講演「コーディネート1」座長報告                
                 和歌山大学 河崎昌之
            
あとがき
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1.座長報告「コーディネート1」    (株)東芝 桑江良昇

 「コーディネート1」では、6月16日(金)11:15〜12:00に3
件の発表があった。3件とも大学からの発表であった。
岡山大・東らは企業との包括契約事例を発表した。この事例では一部
上場企業との包括契約の調印式までの経緯が臨場感を持って紹介さ
れた。今後、この経験を機に岡山大の勝ちパターン(=このような包括
契約が繰り返し行われること)を作り上げることが期待される。
熊本大・野田らは企業ニーズの収集とマッチングのための、市役所や金融
機関との連携例を紹介した。ニーズ収集には更なる改善が必要であると
述べた。
また地域企業との共同研究では新規な学術成果となるテーマは非常に
少ないことから、学術成果にも繋がるような方策が必要であると指摘した。
和歌山大・河崎は、技術研修(公開講座)について、今後、技術研修に終
わることなく、産学共同研究開発テーマの創出に繋げることが課題であると述
べた。
ニーズとシーズのマッチングは、産学連携の大切な第一歩であるが、まだ
定石がなく、今後、本学会を通してそのノウハウが蓄積・交換されることが望
まれる。


2.座長報告「コーディネート2」 和歌山大学  河崎昌之

 特許データと解析ソフトを用いた,地域や産学各機関の技術的特徴の把握
(山本外茂男氏/北陸先端科学技術大学院大学),訴求対象を強く意識した
研究シーズ集の編集における改善と工夫(小林淳哉氏/函館工業高等専門
学校),そして成功した共同研究・開発事例分析によるコーディネートの要点
抽出(川崎一正氏/新潟大学).これら3つの発表が行われた.
コーディネートの成否の鍵として語られることの多い当事者の能力と,こう
したツールや分析手法の利用とは,相補的な関係にある.このことはまた人
材育成という,別の大きな課題にも結びついている.とすれば,コーディネート
のための手筈,道具立てが,人を媒介として交換される今回のような<場>
の存在意義は大きい.

あとがき
 第4回産学連携学会座長報告を引き続き連載しますので、担当された
先生方は原稿を佐賀大学 佐藤三郎<1952sato@cc.saga-u.ac.jp>までお
送りください。あと2回でネタが切れそうです。お待ちしています。