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■■■■■■■■■■■■ 産学連携学会メイルニュース
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■■■■■■■■■■■■ 発行:産学連携学会(編集WG)
 第0042号 <2005.6.30>
当メールニュースではイベントのお知らせや公募情報等,産学連携に関する情報
をお流しいたします。
会員の皆様への情報の配信をご希望の方は,news@j-sip.orgあるいは産学連携学
会事務局(office@j-sip.org)までお寄せください。

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1.第三回産学連携学会座長報告(その2)
2.香川大学知的財産活用本部専任教員公募要領
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1.第三回産学連携学会座長報告(その2)
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(1)産学連携論考1座長報告

「産学連携論考1」のセッションでは,3件の報告がありました.1つは,産学連携
を組織論から考察し,産学連携の様々なパターンとその適正な組織について考
察された.共通して言えることは,お互いの信頼関係を構築することであり,信頼
関係の構築が産学連携を成功させる一つのキーであることが強調された.もう一
つは,産学連携の入口の方法論の一つとして,多数の教員により企業から提起
された問題に対してその解決をフリーディスカッションして見いだしていくと言うも
のである.新しいアイデアの創出や共同研究への展開に結びつきやすいが,発
明の取り扱いなどの課題についても指摘された.最後の発表は,産学連携を
「学」としてとらえ,その構造を明らかにしようと言う試みに関する報告である.
産学連携を体系化し「学」としていくために,今後の研究に期待したい.
島根大学 産学連携センター 助教授 北村 寿宏

(2)産学連携論考2 座長報告

 島根大島村氏,室工大飯島氏,山形大足立氏により発表がなされた.
前日荒磯氏の産学連携構造論の提案を意識してか,島村氏は発表冒頭に
これは産学連携学裏バージョンであると発言されたが,産学連携学を生み
出す材料になり得る表側の議論が多く含まれたセッションであった.
北村,飯島両氏は,そもそも本来の大学のあり方とは何かと掘り下げる研究内
容の発表であった.特に飯島氏はJOICE等の文献検索システムと特許検索シ
ステムIPDLを統合すべきと言う具体的提案にまで言及し,「知の生産・継承」
の取り扱い問題の重要性を指摘した.この後足立氏は,知的財産の「原則機
関帰属」の問題を克服するために大学独自で構築した
山形大学の知的財産管理体制を紹介し,会場から盛んな質問を受けていた.
同志社大学 教授 和田 元

(3)座長報告「NEDOフェロー」

本大会で2時間という大きなセッションとなった「NEDOフェローセッション」が
大会第1日目の午後より行われました。
NEDOフェローシップ事業担当者から、事業趣旨や制度の説明、成果報告があり
ました。また、現役フェロー2名、フェロー卒業生1名から、研修内容やこの事業に
対する将来の期待について発表がありました。さらに、指導教員の視点より、人材
育成の問題点や育成プログラムについて発表がありました。
受け入れ機関の体制により、さまざまな形の人材が養成されています。社会的に産
学連携に携わる人材不足があり、そして、その人材を育成・輩出していくことが大き
な課題となっていますが、討論ではフェローを育成する受け入れ機関の体制、育成
手段の構築、フェローの将来展望について議論が繰り広げられました。
今回、発表者以外にも現役フェロー、フェローOBが多く集まりました。フェローは
限られた期間の中ですが、産学連携の幅広さ、求められている人材の深さの中で、
自分自身の目標軸をしっかり捉え、研修を行っていく必要があると感じました。
大会を通し、各地域での様々な取り組みや、コーディネータとしての活動状況を見
聞きし、徳島の地にて新たな刺激を受け、1500km北上した北見に戻ってきました。
北見工業大学地域共同研究センター NEDOフェロー 内島典子

(4)座長報告「地域連携4」

離島の空間的な特性と,地域の大学が有する知見とをうまく掛け合わせ,新しい
健康ビジネスを創出させた三重の取り組み.様々な技術領域の浮沈を乗り越え
て,新しい北海道的なるものを模索,ユニークな共同受注システムを結実させた
北からの報告.地域に集積された技術のさらなる高度化を着実に進める,南は北
九州・ロボット産業の事例.そして,時空を越え技術やアイディアが行き交う,
ウェブに立ち上がった信州の架空のまち<モノシティー>.
地域連携の第一歩は「地域に関心を抱くこと」であると思う.ここでの4講演はいず
れも,その「出発点」から地域へ冷静な眼差しを送ることにより興ったプロジェクト
についての報告であったと思う.
和歌山大学地域共同研究センター 助教授 河崎昌之

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2.香川大学知的財産活用本部専任教員公募要領
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【所属】     香川大学知的財産活用本部
【職種・人員】  講師又は助手 常勤1名
(採用される方の業績・経歴等により、講師又は助手のいずれかとして
採用します。)
【任期】     任期5年(再任可)
【給与】     国立大学法人香川大学職員給与規則による
【採用予定時期】 平成17年10月1日以降のできるだけ早い時期
【職務内容】
 (1)知的財産管理、知的財産教育、技術移転活動支援等
      
@ データベースを用いた知的財産管理業務
      
A 知的財産権の出願・中間処理等に関する業務
      
B 教職員、学生等からの知的財産に関する相談対応業務
      
C その他知的財産に関する業務等
 (2)知的財産に関連する分野の研究

【応募資格】 次の(1)(2)を満たすこと。
(1) 大学、TLO、企業、特許事務所等での知的財産関連業務の実務に熱意を
持って取り組める方(実務経験を有することが望ましい。)
(2) 大学院、研究所等で研究活動を経験しており、何らかの技術的なバックグラ
ウンドを有する方(特に、医学、農学、化学、薬学分野のいずれかの専門知識を
有する方が望ましい。)
【応募期限】 平成17年8月19日(金)(17:00必着)
【選考結果】    選考終了次第、本人あてご連絡します。
 *応募書類の書式、選考方法については、以下のURLをご参考ください。

【応募書類の送付先】
  〒760−8521  香川県高松市幸町1−1
  国立大学法人香川大学 学術室研究協力グループチーフ 笹嶋
  Tel. 087−832−1315


【照会先】
  国立大学法人香川大学 知的財産活用本部長 芳澤 宅實
  Tel. 087−832−1003
  Fax 087−832−1319
  e-mail
      vp-p@jim.ao.kagawa-u.ac.jp
  http://
      http://www.kagawa-u.ac.jp/coip/