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産学連携学会メイルニュース
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J-SIP Mail News
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発行:産学連携学会(編集WG)
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第0011号 <2003.10.11>

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[[[[ ヘッドライン ]]]]
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1.産学連携学会シンポジウム報告
2.札幌大会参加者のご感想・ご提言(その2)
3.事務局の連絡先
4.編集後記
●● 地域産学連携事業 ●●

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本11号では,札幌大会でのシンポジウムの企画立案をしていただいた先生方の

ご報告をお届けいたします。


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1.産学連携学会シンポジウム報告
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I 北海道内国立大学学長シンポジウム

オーガナイザー: 飯島 徹 先生
   (室蘭工業大学・地域共同研究開発センター・助教授)

 
産学連携においては、産からのアプローチと学からのアプローチが必要中、今
まで、学側の意志決定機関が互いに集まって公式意見として発表する場無か
った。そこで学会としての産学連携の役割として実践への大学の意思表明をする
機会を提供しました。

今回は、独法化を前に取り組むべき課題として知財管理、利益相反、現状と独
化での産学連携への指針、そして、大学の知の移転をになう次世代の教育に
対してフリーディスカスとしてシンポジウムを開催しました。

 全体としては拠点大学の北大は、総合的研究拠点形成など多くのプロジェクト
指向など概略的な現在の知財本部構想等の説明に終始された。一方、室蘭工業
大学では、通常の講演会などでは見られない本音の部分での地域の工業主体と
の関わりの現状をふまえて、起業化への促進事業と精神を育てる貢献への土壌
づくりに今後は進むことで、利益相反規定を作っていること忌憚無く述べた。北見
工大は、寒冷地という地政学的ニーズへの独自性展開の抱負、帯広はその主産
業と密着した研究、開発事業の明確なターゲットを絞り込んでいること。また小樽
商科大学はベンチャー支援と共にビジネス相談への対応と、ビジネススクールと
しての教育貢献を規範として産学連携での取り組みを述べた。いずれにしても、
産学連携抜きに独法化の方針実現への重要な課題として真摯に考えている点が
見られた。
 
 全体的に時間も少なくやや消化不良の感はあったものの、産学連携をになうセン
ターの重要性を大学代表者全員が口をそろえた。代表大学の明確な公式見解を
産学連携に携わる方々へのアナウンスの場としては産学連携学会の今後の発信
として活用の一つの場としての第一歩を踏み出せたのではないか。学外に地区
毎の学長を一堂に集めて、それぞれの学の立場を議論していくことは、次からの
学会でさらなる展開を期待したい。



II 大学発ベンチャー企業の今日的課題」
オーガナイザー: 西村 弘行先生
   (竃k海道バイオインダストリー・取締役副社長/北海道東海大学・教授)

 現在500を超える大学発ベンチャーの起業化が実現しているが、大学発ベンチ
ャーに対する支援策やマネージメント策さらに、大学人が関与することへの有利
点と課題等について講演と質疑応答が活発に行われた。大学人は、ユニークな
技術シーズを持っているが、販路・流通等を正確に理解している企業マネージメ
ント能力のある人材のサポートなくしては大学発ベンチャーは成功しない。研究開
発から始まってベンチャー設立さらに株式公開まで様々な支援、例えば開発等資
金計画やマーケティングなどいろいろサポートしてもらいながら自立の道を切り開
くのが良いとされる。特に産学連携を通じて特許ビジネス戦略や競争的公的開発
資金の導入と消費者ニーズの製品開発が重要で、大学人が関与するがゆえのマ
スコミ取材を通じてのPRや販路・流通戦略が整えば成功の道が開かれる。

 国立大学は来年4月より独立行政法人化する。これに伴って各大学はあらゆる
面で自立が求められ、大学発ベンチャーの創業も増加すると考えられるが、産学
連携のあり方が重要なカギを握ると言われる。そんな意味で産学連携学会の存
在は大きく、また学会に対する期待も大きいと考える。


III 産学連携・事業創造・ベンチャー創生に係る諸学会の連携
オーガナイザー: 西村 太良先生
    (産学連携学会・事業委員長/京都工芸繊維大学・教授)

大会の2日目13時から「特別シンポジウム」として,産学連携や新事業創造に関
連する日本の主要3学会が一堂に会する画期的なシンポジウムがもたれました。
 
パネラーは日本ベンチャー学会から清成忠男会長(法政大学総長),日本知財学
会からは隅蔵康一理事(政策研究大学院大学助教授)及び湯本長伯本学会会長
の3名。まず各学会の趣旨や活動状況を含んだ講演がなされ,その後フロアーか
らの質問とそれに対する応答,また,学会同士の質疑応答が活発に行なわれま
した。各学会が日本の新産業創出のために,「新しい知識生産」,「産学連携」,
「ベンチャーの創業」にどのように係わっていくのかが中心的な話題でした。
 
熱気に溢れた議論が展開されましたが,時間的な制約もあって,多くの思いを消
化しきれないまま残したように思います。最後に清成忠男先生に総括を頂いて3
学会の連携の第一歩を踏み出す意義高いシンポジウムを終りました。


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2.札幌大会の参加者の感想・提言      
news@j-sip.org

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いくつか,札幌大会にご参加いただいた方からご感想やご提言が寄せられており
ますので,ご紹介いたします。大学関係者だけでなく,産や官のお立場の方から
のご感想やご提言も是非ご紹介したいと思いますので,上記のメールアドレスま
でお寄せくださいますよう御願い申しあげます。

○大会に関する感想:ポスターセッションについて
ポスターセッションは3分間のプレゼンテーションはありましたが、
参加者とのディスカッションができませんでした。発表が良かった
のか悪かったのか反響がつかめません。1時間程度のコアタイムを
設けていただきたかったです。(元Y大 K先生)

○初めての学会大会の(一般講演)初めての座長をさせていただ
き,こんな目出度いことはもう無いかも?と,活発な質疑を伺
いながら嬉しくしておりました.
質疑時間はもう少し長めに,時間管理は「残り時間を明示して
ブザーの鳴るタイマー」を使えがば講院w)邇メにわかり易い,と思
います.贈賞にはためらいがあります.功労賞は良いかも?
様々な立場で進められる産学連携だけに,幅広い方のご発表を
期待しています.(O大F助教授)


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3.産学連携学会の連絡先         
office@j-sip.org

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○産学連携学会・連絡事務室 〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-23-17-6F 
TEL 03-5953-8575 FAX 092-553-9454
○産学連携学会・本部事務局 〒815-8540 福岡市南区塩原4−9−1
九州芸術工科大学・湯本研究室気付け FAX 092-553-9454(本部へはFAXで)
郵便口座 17420-61857461(大会用は、02790-5-74383 です)
 現在の事務局は、札幌・東京・福岡の3箇所で分担しております。


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4.編集後記(第11号)             
news@j-sip.org
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 今回は札幌大会のオーガナイザの先生方にご寄稿を掲載いたしました。お忙し
いところ,文章をお寄せくださいった先生方に御礼申しあげます。次号は一般発表
の座長をしていただいた先生方のご報告を掲載いたします。
(会長 
kaichou@j-sip.org  副会長 fukukai《以下は@j-sip.orgを省略します
 学術委員会 gakujutsu  事業委員会 jigyou 総務委員会 soumu
  事務局office 論文 ronbun 法務 houmu 教育 kyouiku 監事 kanji )


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●● 地域産学連携事業 ●●
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 各地での産学連携活動のお知らせ・報告等、今回は下記を掲載します。


○神戸大学イノベーンョン支援本部・連携創造センター
開設記念シンポジウム「創造的な産学官民連携を目指して」
日    時  平成15年10月22日(水)13時から17時10分まで
場    所  神戸大学神大会館六甲ホール 神戸市灘区六甲台町1−1
内容についての問合せ先,申し込み先
ccrd3@ofc.kobe-u.ac.jp
内容 講演2件
講師:内閣官房知的財産戦略推進事務局次長 小島 康壽
講師:三鷹光器株式会社代表取締役会長 中村 義一
及びパネルディスカッション:「これからの産学官民連携を語る」

○ 平成15年度 横浜国立大学産学官公交流会
「これからの知的財産と産学連携(中小企業の視点から,大学の視点から)
日 時:平成15年10月27日(月)13:00〜17:00
場 所:横浜シンポジア(横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル9階)
http://www.jmk.ynu.ac.jp/kenkyu/koza/koryu_15/information.pdf


○通信総合研究所第105回研究発表会
テーマ:−確かな足取り産学官共同研究の成果ー
日時:平成15年11月19日12時55分〜17時15分
会場:丸ビルホール〒100-6307 千代田区丸の内2-4-1 
丸の内ビルディング7階
発表件数:8件及び研究成果の展示会も併せて行います。
●通信総合研究所のホームページ
 
URL:http://www.crl.go.jp/overview/index-J.html
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