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産学連携学会メイルニュース
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J-SIP Mail News
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発行:産学連携学会(編集WG)
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第0010号 <2003.9.24>

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[[[[ ヘッドライン ]]]]
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1.大会を終えて  ・会長挨拶・委員長挨拶
2.総会報告+パブリックコメント
3.札幌大会参加者のご感想・ご提言
4.事務局の連絡先
5.編集後記
●● 地域産学連携事業 ●●

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[[[[ ★1★ ]]]]
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1.大会を終えて                         
taikai@j-sip.org
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湯本長伯 産学連携学会長 ご挨拶

 本学会・第1回大会が盛会裏に終了致しました。
 全国からの参加者と、地元北海道の参加者が北大キャンパスにて融合し、大変な盛
り上がりの2.5日間であったと感じます。これもひとえに大会実行委員会の、荒磯
先生、飯島先生、菊川先生、そして加藤事務局長始め多くの皆様の努力のお陰と、深
く感謝申し上げております。

 また北海道副知事はじめ地元のキーパースンの皆様、清成ベンチャー学会会長始
め、全国各地から駆け付けて下さった各界有力者・識者の皆様に、改めて深謝申し上
げます。

 118名の有志によって設立しました本学会も、会員は350名となり、「学33
%」「官 7%」「産60%」という構成になっております。今後は益々、元気の良い産
業界の方々の入会を、心から期待もしているところです。

 事務局始め会の内部の体制を再編し、決意をもって臨んだ大会でしたが、概ね期待
以上の成果が得られたものと、満足しているところです。今回の大会では、関連学会
や関係各省庁などから、敢えて後援や共催などを戴かずお知らせのみと致しました
が、これは学の独立を果たすためには当然の如く、会の独立を打ち立てたかったため
ですが、一方決して孤立を選ぶ訳ではなく、多くの連携を求めて心を開いて行くつも
りです。

 大会に際して、豪腕をもって鳴る荒磯大会委員長は、独立採算を目指すという野望
を抱かれましたが、これは思い止まって戴き、本会からの助成を活用して、ご苦労さ
れた皆様への予算配分にも、ご高配戴きました。大会の財政については、清成法政大
学総長始め多くの学長からも暖かいご寄付を戴くなど、皆様の暖かいお心に深い感謝
の思いで一杯です。

 大会の御礼挨拶としてはイレギュラーかも知れませんが、様々な応援有難うござい
ましたという言葉で、締め括りとさせて戴きます。有難うございました。
(本会会長・九州芸術工科大学教授)



第1回大会を終えて (北海道大学 先端科学技術共同研究センター 荒磯恒久)

 産学連携学会第1回大会を220名余の参加を持って開催することが出来ました。学
会発足後5ヵ月半での開催は、まさに会員の皆様の本会を発展させようという強い意
志の賜物と深く感謝いたします。
 今大会で議論され蓄積された産学連携に関する情報量はきわめて多く、産学連携が
本格的に取り組まれてから十数年、全国各地で発展してきた理論と実践が一度に花開
いた感があります。産学連携を担当してきた者が試行錯誤の結果見出してきた観点
を、同じように独自に見出している仲間が大勢いることに、私は感動を覚えました。
大学専任教官と、例えば県の科学財団のコーディネーターとの高いレベルの議論を聞
きながら、産学連携学会は時代の要求に応えるものであることを実感した参加者も多
いことと思います。
 学会長シンポジウム・道内大学長シンポジウムは、産学連携学会にして、はじめて
実現できるもので、そのインパクトは鮮烈なものがありました。企画をして頂いた湯
本会長、飯島大会委員のアイディアに敬意を表します。
 また、スムーズな大会の進行は加藤、菊川両氏をはじめ多くの方々によって支えら
れました。同時開催のHoPEマッチング広場により会場全体が産学連携を表現する
ものになりました。闇の中を手探りで準備を進めた大会でしたが無事終わることが出
来、改めて参加者一人ひとりに感謝申し上げて挨拶といたします。
 
 
[[[[ ★2★ ]]]]
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2.産学連携学会臨時総会                  soumu@j-sip.org

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9月15日 11:30−12:30 於北海道大学学術交流会館講堂

 前回お知らせいたしましたように,本学会はNPO法人化に向けて活動を開始いたし
ますが,本件改めてお知らせをいたします。中西(京工大)・大塚(桜美林大)の両
先生より、学会のNPO化について説明を行なわれました。その後,湯本会長より、決
議を求めたところ、満場一致で賛意が表されました。
 本総会は,正会員345名中、60人が参加し、会長への委任状70票、及び白紙委
任を併せ、決議は成立いたしました。その後,NPO法人化についての意見交換を求
める場を学会開催期間中に設けました。詳細は以下の通りです。

産学連携学会のNPO法人化に関するパブリックコメント(湯本会長・記)
 
 湯本が司会となり、前日の臨時総会の法人化決議を受けて、短時間ではあるが会員
を中心にご意見を戴き、より良い方向性を目指したい旨の挨拶をもって開会した。
 初めに、中西・大塚法務担当作成のPPTスライドに基づき、中西理事より法人化
の検討結果と今後の課題について、説明があった。
 (コメント)
1.佐藤三郎(佐賀大学):NPO法人を起こして、活動を始めている立場から一
言。基本的に利益を目指すものではないとしても、法人となると税率が利いて来ると
思われる。その点についての見解は如何か?

大塚担当:先ず寄付金に対しては税法上有利で、会の財政にとってはNPOは良いと
思う。税率については、最近一年間でも数度の改定があり、今後については確定的な
予測は出来ない。但し、相対的に税率は低い。

湯本:社団法人・財団法人といった組織形態が事実上無理な現状では、選択肢は多く
はない。資格者団体などでは、中間法人といった形態も考えられるが、NPOはそれ
よりも税率は低く、また入会者に資格制限もないので、相対的にはやはりNPOが、
学会にもっとも適した形態ではないかと思う。

2.榊原正利(0563.netNPO):NPO法人化にはもちろん賛成している
が、所管について東京都で良いか検討を戴きたい。最近の地元限定の助成金では、内
閣府所管でないと、その地域での地元(地域)NPOとして認定されないという事実
がある。その他の活動には支障がないとしても、その点については心配がある。

中西担当理事:先ず、最終的には内閣府所管を想定している点では、異論はない。た
だ認定を得るための手続論として、より容易なプロセスから入って行くことを考えて
いる。仰る点については、担当WGとして更に検討をしてみたいと思う。

3.榊原正利(0563.netNPO):法人としての「課題」「ミッション」を
明らかにした上で、対応した「事業」を進めて行くことが必要だと思う。その際、公
益的な活動、収益事業の切り分けが大切で、大方は公益事業として税の負荷を低くし
つつ、上手な財政運営をして戴きたい。

湯本:仰る通りであり、基本は社会貢献に置きながら、財政的にも破綻なく運営を考
えて行きたい。以上を踏まえて、NPO法人化の準備を鋭意進めたい。
貴重なご意見を戴き、有難うございました。これで終了致します。 
 
 
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3.札幌大会の参加者の感想・提言             news@j-sip.org

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 いくつか,札幌大会にご参加いただいた方からご感想やご提言が寄せられております
ので,ご紹介いたします。大学関係者だけでなく,産や官のお立場の方からのご感想
やご提言も是非ご紹介したいと思いますので,上記のメールアドレスまでお寄せくだ
さいますよう御願い申しあげます。

○大会に関する感想:地域の産学連携センター関係者としては非常に満足している。
しかし、発表は15分単位で進むため、テーマに特化した講演内容となることが、学
以外の関係者から見ると「それしか」していないように映るようだ。他の学会とは違
い、背景をしっかりと説明する技術が求められると感じた。
 提言:失敗事例に学ぶ試みを取り入れられないか?成功事例に学ぶことも大切であ
るが、「成功は様々な要因の結果であり、他の人間が同じように実施したからと言っ
て成功するとは限らない。しかし、失敗は同じようにやれば必ず失敗する」わけで、
「成功」にチャレンジする試みと平行して「失敗しない」データベースは有効である
と考える。(K大 U助教授)

○全般的に,第1回としては,大成功だったと感じています.
 特に,共同研究センターの専任教官にとっては,これまでとは違った角度からいろ
いろな情報交換ができ,非常に良かった.ただ,学会としては,今後,いろいろな分
野,立場の異なる方を巻き込んで,幅を広げていくことが必要であると感じました。
検討の必要な事として
・学会賞  
・問題抽出のためのセッション(これは,大会でなく,研究会かもしれない)
というところでしょうか(S大 K助教授)

○一般講演の座長を勤めさせていただきました.
始まる前に,どなたかに「質問考えておきましたか?」といわれていたのですが,全
くの杞憂に終わり,会場から活発な質問が飛び交いました.逆に進行の都合上,手を
挙げていただいたにも関わらず時間切れとなったのが多く,申し訳ない気持ちでし
た.
せめて質問時間5分は欲しいと思いました.
 聞き手としても,興味ある発表が多く,聞き逃したのも沢山ありました.また,小
生の興味の対象がまちまちだったのか会場の移動が多く,足腰にこたえました.
 始まったばかりの学会の活気は十分感じました.しかし,学会に対する期待の相違
も感じました.質問内容からも違和感を感じた方が居られたように思います.
 このあたりが今後の課題でしょうか.(K大 N教授)
 
 
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4.産学連携学会の連絡先            office@j-sip.org

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○産学連携学会・連絡事務室 〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-23-17-6F 
TEL 03-5953-8575 FAX 092-553-9454
○産学連携学会・本部事務局 〒815-8540 福岡市南区塩原4−9−1
九州芸術工科大学・湯本研究室気付け FAX 092-553-9454(本部へはFAXで)
郵便口座 17420-61857461(
 現在の事務局は、札幌・東京・福岡の3箇所で分担しております。
 
 
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5.編集後記(第10号)              news@j-sip.org

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 札幌の第一回大会が終了いたしました。
この大会のご感想あるいはご意見等ございましたらご連絡ください。
今後の学会運営にも資するものとなると思われます。
とともに各地の産学連携事業に関するお知らせ,報告もお待ちしております。
産学連携事業のご案内はできるだけイベントの前にお知らせをしたいと存じますが,
編集の都合等でイベントの後になってしまうこともあります。イベントの前にアナウ
ンスができるよう,最大限の努力をいたしますが,事前のアナウンスをご希望される
方はできるだけ早く情報をくださいますよう御願い申しあげます。
 学会各部署へのご質問・連絡は、下記のアドレスまで。
(会長 kaichou@j-sip.org 副会長 fukukai《以下は@j-sip.orgを省略します》
 学術委員会 gakujutsu 事業委員会 jigyou 総務委員会 soumu
事務局office 論文 ronbun 法務 houmu 教育 kyouiku 監事 kanji )
 
 
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●● 地域産学連携事業 ●●
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 各地での産学連携活動のお知らせ・報告等、今回は下記を掲載します。
 
○平成15年9月19日(金) 有限会社大分TLO設立記念式典
産学官民連携フォーラム演題「わが国産業の活性化を目指して
 〜真の産学官連携への提言〜」 (http://www.radc.oitau.ac.jp./)
東北大学名誉教授(未来科学技術共同研究センター客員教授)大見忠弘氏
 
○平成15年9月19日(金) 産学官研究開発交流会in愛媛
「自立する企業-----オンリーワンをめざして------」10:00-17:30
愛媛大学 城北キャンパス (松山市文京町3番)
http://www.ehime-u.ac.jp/~chiiki/sangaku15.htm
 
○平成15年10月8日 岩手大学地域共同研究センター10周年記念行事
「イーハトーブ産学官連携推進の成果と課題発表会」大学の研究シーズの発表会等
岩手県知事の講演,、地域共同研究センター外部評価オープン討議、
http://www.ccrd.iwate-u.ac.jp/event/decade.html
 
○ 平成15年10月15日(水) 広島大学リエゾンフェア2003in東京
東京流通センターアールンD・詳細はhttp://home.hiroshima-u.ac.jp/techrd/
 
○ 平成15年10月15日(水)京都産業大学リエゾンオフィス開設記念セミナーを開催!
(http://www.kyoto-su.ac.jp./)
 近畿経済産業局産業企画部長・陣山繁紀氏
 株式会社堀場製作所社長・堀場厚氏等
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